プヌ族　白い儀礼マスク　m_023

ガボンの南中部を流れるオゲェ川流域の部族＝プヌ族の手によるものと思われるマスクです。

プヌには、「黒塗りマスク」「白塗りマスク」が存在します。「黒塗りマスク」は裁判で仲裁をとる役割を持たされています。

こちらの「白塗りマスク」は、死んだ女性の魂を表現しているといわれ、竹馬に乗って葬祭や先祖崇拝の儀礼に登場します。（参照「AFRICAN ART MUSEUM アフリカ美術講座」）

あの世というものを象徴する役割を与えられたマスクのためか、なんとも静謐な表情をたたえています。

経年使用のためのダメージ、表面のスレ・ワレ等があります。日本のお面に共通するような雰囲気を持つ興味深いマスクです。

●原産国
ガボン共和国 Republique Gabonaise

●部族
プヌ族 Punu

●サイズ
縦　約35cm×横　約-cm

●重さ
約600g

●製作年代
-