トゥアレグ族　古道具のプーリー　o_156

サハラ砂漠の西部（アザワド）を主な生活圏とする遊牧民族＝トゥアレグ族の「プーリー」（Poulie）です。

トゥアレグの女性が機織りに使用した古道具です。

プーリーは布を織るための伝統的な木製道具の名称で部族により素朴なものから動物を模したものなどさまざまな形状が存在します。

砂漠に住むトゥアレグは自分たちを「ケル・タマシェク（Kel Tamasheq）」（タマシェク語を話す人々）と呼びアフリカの中でもちょっと珍しい「女系社会」を形成しています。

ちなみに、イスラーム世界では女性が全身や顔を衣装で隠す習慣があるとされますがそれとは逆にトゥアレグでは男性が全身や顔を衣装で覆い女性は皮膚を露出していることもあるそうです。

トゥアレグの人々が身に着けたり日常に使う道具には、繊細な装飾が施されたものが多く目につきますが、こちらのプーリーはいたってシンプルです。

丸みのあるダルマのようなものを探してこの形を見つけました。磐座（いわくら）のようなどっしりとした安定感、これまで長いこと使用されてきたことを思わせる木肌もよい雰囲気になっているかと思います。

柔らかなフォルムでサイズもある古いプーリーです。経年使用によるワレ・カケ・キズ・汚れ等のダメージがございます。ちょっと変わった姿のアフリカの古道具をお手元に置いてみてはいかがでしょうか。

状態につきましては写真をご参照お願いいたします。

●原産国
西アフリカ（サハラ砂漠西部）

●部族
トゥアレグ Tuareg

●おおよそのサイズ
（本体）H/15.0 cm　W(最大)/14.5 cm

●年代
-

●来歴
Ex. in situ
Ex. Gallery Collection

●スタンド
-

【重要】
＊こちらのアイテムにはスタンドは付属しません。
＊経年使用によるスレ・キズ・汚れといったダメージがございます。