テケ族　幾何学文様のダンスマスク　m_037

コンゴに住むテケ族からのもので、「Tsaayi」と呼ばれるコミュニティに属する男性が使用するマスクです。

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テケ族はコンゴ共和国とガボンの国境にまたがるルエセ川 (Louesse)とオゴウェ川（Ogooue）の間に住むといわれています。詳しい場所の特定はできておりませんが、コンゴ共和国でも西部のガボン寄りのあたりに住んでいると思います。
もしかしたら、あまり大きなコミュニティを作らずに熱帯雨林に点在するように暮らしているのかもしれません。（2022/06/06 追記）

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Tsaayiの社会的・政治的な決まりごとを維持するために行われた「kidumu」と呼ばれるダンスの際に着用するものです。（フランスの植民地となり減少したとされるkidumuダンスですが、現在はその伝統を残しつつエンターテインメントとしても行われているようです）

マスクはちょうど真ん中の目の高さのあたりで段になっています。ダンサーが覗きこめるように穴があけられています。また、呼吸のため鼻のあたりにも小さく穴があけられています。

Tsaayiグループの若いダンサー（男性）が着用し、側転などが含まれる激しいアクロバティックなダンスを披露します。

赤、白、黒の顔料を用いて幾何学的なデザインが描かれています。激しいダンスとともに使用されるもので、ワレ・欠け・顔料の剥離等のダメージがあります。ワレをリペアしたような跡があります。

もし、テケ族についての情報をお持ちでしたらサイトへの情報反映のため、「お問い合わせ」からご連絡をいただけましたら嬉しいです。

●原産国
コンゴ共和国　Republique du Congo

●部族
テケ族 Teke

●サイズ
縦　約28.0cm

●製作年代
20世紀中頃