ロビ 祠の古像 f_130
ブルキナファソのロビの祠からきた古い像です。
ロビには土着のカルト信仰があり人間と精霊ティラの間の補助(依代)として機能する「バティバ」(Bateba)と呼ばれるさまざまなタイプの木像が呪術師により彫られてきました。
鳥の姿のバティバはこの世とあの世を行き来できる特別な存在として崇拝対象とされたようです。
古くから祠に置かれたこちらのバティバは守護精霊で、所有者に幸福と豊穣を与え、魔術(呪術攻撃)からも守ります。
呪術師による儀式献酒の痕跡が豊かな質感となって現れています。
人間のような足を持つシュールさを有して、立ち姿には独特のくねりがあります。すぐにでもこの世とあの世、古代や未来まで行き来しそうなファビュラスな佇まいです。
19世紀から20世紀初頭にかけての現地収集品です。古いフランスのコレクションから、ニューヨークのBruce Frank氏の手に渡り、ン・マへとやってきました。
どこかに飛び立つそのまえに Museum Quality やアートの範疇を超えていくものをお手元でお楽しみいただきたいと思っています。
<参考サイト>
Lobi people - Wikipedia
●原産国
ブルキナファソBurkina Faso
●部族
ロビ族 lobi
●本体のおおよそのサイズ
h 約45.7 cm
●材質
木
●スタンド
有 - 専用スタンド
●推定年代
19世紀から20世紀初頭 19th - early 20th
●来歴
EX. In situ.
EX. Old french collection(fr)
EX. Gallery collection - Bruce Frank, New York(us)
EX. AFRICAN WEB SHOP ン・マ(jp)
【重要】
*こちらのお品専用のスタンドが付属します。左足裏に穿った穴(凹)にスタンドのバー(凸)を差し込み固定するものです。
*呪術使用と経年による、儀式痕跡・割れ・ヒビ・欠け・キズ・スレ・汚れ等のダメージがございます。
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