ロビ族　人の足っぽい鳥像　f_012

おなじみブルキナファソ・ロビ族から、楽しげな造形をした鳥像です。

ロビ族の造形には目を見張るものがあって、特に鳥像を見つけると嬉々として仕入れています（厳選しております）。

アフリカの部族では、鳥はこの世とあの世を行き来できる「神の使い＝聖なるもの」として捉えられていることが多く、そして、聖なるもののシンボルとして人々の崇拝の対象となっています。こちらのロビの鳥像もロビ族の人々によって祀られてきたもののひとつです。

それにしても、まるで鳥の体に人間の足がくっついているような、その絶妙なフォルムがたまりません。全体にやや丸みを帯びた造形のため、やわらかい印象を持つものですす。

笑っているようなとぼけたような顔はかわいいものです。トコトコと歩き回りそうな鳥像です。

●原産国
ブルキナファソBurkina Faso

●部族
ロビlobi

●サイズ
高さ　約18cm×幅　約22cm

●製作年代
1950年頃