チョクウェ族　鳥の口ばしを持つマスク　m_049

見事な彫刻を作り出すアンゴラ共和国のチョクウェ族の人々から、鳥をかたどったような造形がすばらしい雰囲気をかもし出しているマスクです。

このように動物をかたどったアニマルマスクは部族の神話を再現するためや、重要な儀式に登場するものです。また、狩りの成功をお祈りするためにも使用されています。

チョクウェ族ならではの黒くてシブい光沢を放つ木肌も特徴のマスクです。

まあるい頭がかわいらしいですが、横からみると鋭い口ばしを持っていることが分かります。

実際使用の痕跡＝頭を覆うための布（一部）が見受けられます。雰囲気のあるマスクです。表面にスレ・キズ・ヨゴレ等がありますが、大きなワレなどはなく保存状態の良いものです。

●原産国
アンゴラ共和国 Republica de Angola

●部族
チョクウェ族 Chokwe

●サイズ
縦　約48.0cm

●製作年代
20世紀