ソンゲ族　フクロウを模したキフェべマスク　m_106

コンゴの部族・ソンゲ族には「キフェベ」と呼ばれる秘密の集団（結社）が存在します。こちらのマスクはキフェベに所属する男性が儀礼で使用するものです。

（海外のギャラリーが所有していたものです。ギャラリーで撮影した写真を使用させていただいております。）

こちらは知性を表す「フクロウ」をモチーフに作られたもののようです。見つめていると呪術にでもかかってしまいそうなあやしげな目をしています。口をタコのように突き出しています。

マスク全体に掘られたラインは「アンテロープ」や「シマウマ」といった気性の荒い動物を模したものといわれています。

成人の儀礼やその他儀式が行われるとどこからともなく現れて予測不能で激しいダンスを披露して去っていきます。

ソンゲ族ならではの立体的な造形でとても大きくボリュームがあり雰囲気たっぷりです。マスクの裏側にラフィア布がついています（取り除くことも可能です）。

＜参考画像/転載画像＞
Male Kifwebe mask（男性のキフェベマスク）
Female Kifwebe mask（女性のキフェベマスク）
Group of Songye bifwebe masks photographed in the Congo in 1934

https://www.randafricanart.com/Songye_Kifwebe_male_MF.html - randafricanart.com

●原産国
コンゴ民主共和国（旧ザイール）Congo

●部族
ソンゲ族 Songye

●おおよそのサイズ
高 約49.0cm 幅 約28.0cm
+ ラフィア布（raffia）

●製作年代
推測1960年-1970年頃

●来歴
Ex. in situ
Ex. Gallery Collection(UK)