チャド共和国で使われていた古い貨幣をいくつか手に入れることができました。
それそれ専用のスタンドが付属します。

アフリカで作られていた古い金属製の貨幣の中でも特に高度な抽象化がみられるものです。

カメルーンとチャドの国境にあるポドコ村で「gezai」と呼ばれ、持参金または物々交換の通貨として使われていたようです。

「現代アート」「ジャコメッティの作品をプレスしたもの」と説明されたら思わず納得しそうな素朴な作品です。

貨幣とはにわかに信じられない、土着的でダンスを踊るような躍動感のある姿です。

こうした金属製の貨幣は武器や農具や装飾品から発展したものといわれており、道具からの発展だけに形のバリエーションもさまざまです。

持ち歩くのも不便で使いづらそうで「貨幣として使う」ことを無視した自由な存在感が魅力となっていると思います。

●原産国
チャド共和国 Republique du Tchad

●サイズ
h33.0cm × w10.0cm

●製作年代
-

●スタンド
有 - 専用スタンド付属

●来歴
EX. in situ.
EX. gallery collection

●商品数
1点

【重要】
＊写真にある専用スタンド付属です。作品本体とスタンドは取り外し可能です。
＊チャドの古い貨幣です。経年による・サビ・キズ・汚れといったダメージ等があります。