ロビ族　上を見ている動物の木像　f_026

おなじみロビ族から上を見ている動物像をご紹介します。祠のような場所におかれて呪術師のまじないの対象となる木像のひとつです。

「猿」という説明を受けましたがどうも猿らしくない木像です。4本足で歩行していた動物が2本足で歩行するようになる進化の過程のような気になるポーズをとっています。

卵のようにまるい顔にまるい目を持っています。顔の中央がほんの少しせりあがってラインを作り造形にアクセントを与えています。

すっぱいものを口にしたときにできるしわしわに似た特徴的な口を持つものです。

上を向いて2本足で立とうとしているようですが自立はしません。
おぼつかない感じのする足元です。

ロビ族が作る造形物が持つ独特の雰囲気があります。それにしてもいったいなんの動物を模したものなのでしょうか。

●原産国
ブルキナファソ BurkinaFaso

●部族
ロビ族 lobi

●サイズ
高　約53.0cm

●重さ
約2.5kg

●材質
木