クバ族　余白と記号の布　c_016

抽象的で記号的なアップリケがちらばるクバ族のオリジナル作品です。ラフィアという木の繊維から作られています。

空白スペースにぱらぱらと記号のちらばる素朴なテイストが特徴的な作品です。矢印のようなマークが3つあってデザインのアクセントになっています。

クバ族では穴のあいた箇所や破れを繕いながら使っていくようです。こちらのクバ布は穴があいても気にされず使われてきたようです。

ざっくりとあらめに織られていてかるい素材感です。てらいや派手さとは正反対に位置していて、そこからもすこしズレている古布です。

＜参考サイトURL＞
「クバ王国」（wikipedia）
「ンチャク（コンゴ民主共和国・ブショング族）」（kankan press）
「伝統衣装を着たアフリカの王や族長たちの写真」（livedoor NEWS）

●原産国
コンゴ民主共和国（元ザイール） DR Congo

●部族
クバ族　kuba

●おおよそのサイズ
60.0 cm × 67.0 cm

●年代
20世紀

●来歴
Ex. 現地収集品 in situ
Ex. Auction house(US)