中央アフリカ　カタンガクロス　o_015

中央アフリカ・コンゴ民主共和国（旧ザイール）から、たいへん時代のある旧貨をご紹介します。

カタンガ地方で採掘された銅から作られた、特徴的な×型を持つインゴットで「カタンガクロス」と呼ばれています。13世紀ごろから製造され、広く支払いに使われたといわれています。

すべて同じようにみえるカタンガクロスですが、銅細工の職人によって砂型に溶けた銅を流し込むことによって鋳造されるので、ひとつひとつ形が微妙に異なります。

この「うねり」、なんともいえない味となっています（まるでヘビのよう）。また、使い込まれたツヤもすばらしい、なかなか出会えないアイテムです（このカタンガクロスは「Museum Quality」と海外の仕入れ先がいっていましたが、たしかにすばらしいものだと思います）。ぜひこの雰囲気をお楽しみください。

●原産国
コンゴ民主共和国 Congo

●地方
カタンガ Katanga

●サイズ
最長部　約18.5cm

●製作年代
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