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ヨルバ族 青い顔の編み込まれたGeledeマスク m_096

ヨルバ族 青い顔の編み込まれたGeledeマスク m_096

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ナイジェリア南西部に居住し西アフリカ最大の民族集団のひとつとされるヨルバ族(Yoruba)からGelede結社が使用するマスクをご紹介します。

こうした素晴らしいアフリカの造形作品を日本に呼び招くことができて、ン・マを通して皆さまにご紹介できることを嬉しく思います。ミュージアム・クオリティの作品かと思います。

本当はいつかン・マが展覧会をするときのためにコッソリ隠しておくつもりのものでした、けれど多くの方に見ていただきたくて収まらず今回ご紹介の運びとなりました。

ヨルバ族はハウサ人・イボ人とともにナイジェリアの三大民族のひとつです。古い起源を持つ部族で紀元前4世紀ごろにはもうすでに現在の居住地であるナイジェリアの南西部に住んでいたとされています。

オドゥドゥワという伝説の人物がイフェの地に降臨しイフェの王=オニとなって、そこからすべてのヨルバ諸国が建国されていったという神話がヨルバで語り継がれています。

ちなみに、12-14世紀頃に作られたオニ族の首長を模したとされる生き生きとした写実的なブロンズ製の頭像がイフェで発見されて美術に関わる人たちにたいへんな驚きをもたらしました。いまではそのブロンズの頭像は古代から現代に続く「美術の物語」(E.H.ゴンブリッチ)に連なる作品のひとつとなっています。

ヨルバにはたくさんの神が存在していて同じくたくさんのマスクが存在しそれぞれ異なった意味合いを持たされています。

たいへんな存在感を放つ作品です。編み込まれた青い顔に赤いクチビル、蟹のハサミのような髪型に走るライン。細部をみると丹念に丁寧に作られたことが分かります。

Gelede結社の目的として村の繁栄を優先することと他部族の魔術と戦うことが挙げられます。お祭りでは豊饒や繁殖を祈るためにマスクと一体になってダンスを踊ります。

形容しがたいデザイン・個性を放つマスクとなっております。オリジナルのものだけが持つ目を合わせてはいけないような危ない存在感を漂わせています。

●原産国
ナイジェリア Nigeria

●部族
ヨルバ族 Yoruba

●秘密結社
Gelede

●サイズ
高 約 35.0 cm × 幅(最大)約 28.0 cm

●製作年代
1960-1970年頃

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