Woyo族　呪術的なペイントを施されたマスク　m_072

コンゴとアンゴラ民主共和国に住むWoyo族から呪術的なペイントを施されたマスクをご紹介します 。

Woyoはザイール川の河口北に住む、小さな規模の部族です。ですが古くは15世紀末には早くも、彼らの古代王国はヨーロッパ人に知られていたといわれています。

（参照サイト「http://www.arttribal.com/」）

秘密結社「Ndunga」の儀式で使用されるマスクですa。Woyo族のndungaマスクは、独特のペイントとやや大きめなサイズが特徴となっています。

儀式の際には、だれがこのマスクの着用者であるか一切分からなくするため、乾燥バナナの葉の衣装で全身を覆い隠して現れます。

Woyo族の伝統的なルールに則って、独特のペイントを施されます。こうした彩色は、象徴的な意味を有するとされ、色がマスクの力に関係しているといわれています。マスクの他にも、「nkissi」と呼ばれる呪術（魔法）のためのオブジェクトが飾られ、その彫像は、三角形の形の顎と大きな目を持っています。

使用痕跡の認められるもので、呪術的な雰囲気の漂うマスクです。とても珍しいものです、コレクションとしてもぜひどうぞ。

●原産国
コンゴ、アンゴラ Democratic Republic of the Congo and Angola

●部族
バマナ族 Bamana

●サイズ
高…約33.0cm

●製作年代
-

●来歴
Ex. Private Collection