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バウレ 羽の生えた木像 f_145

バウレ 羽の生えた木像 f_145

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コートジボワールに住むバウレで見つかった羽の生えた黒い木像です。

バウレではブッシュに潜む人間の姿をした精霊の存在が信じられています。

実際にそれを見た人はほとんどいないらしいですが、呪術師たち(予言者たち)によれば「彼らは醜く、猫背で、毛むくじゃら」のようです。

目にはなかなか見えないけれど確かに存在するらしいバウレの精霊は、愛着を抱いた特定の人間に「憑依」して関係を結びます。

憑依された人間は「媒介者」「霊媒」(超自然的存在と人間を直接に媒介することが可能)となり、精霊から未来についての託宣を受ける力を得るといわれています。

さらに、気まぐれでいたずら好きの精霊に敬意を払うことで、有益な存在になるよう仕向ける(手なづける?)ことができるそうです。そのための敬意を持った働きかけとして、特別に作った木像の中に一時的に精霊を「住まわせる」方法があります。

木像に住むことに同意した精霊は、理想的な住まいをリクエストします。
木像が醜ければ精霊は自分が卑下されていると思い、一方、理想を表現した木像は精霊を有益な存在へと向かわせるものと捉えられています。


バウレのものとしてよく知られているコロン人形の可能性もありますが、このような特殊な姿の類型はないことから精霊のリクエストに応えた木像ではないかと思っています。

西欧の影響を受けたと思われるイメージとバウレのデザインが奇妙なバランスで融合した稀有な作品です。

羽に存在感があり身軽でスポーティな雰囲気です。脇腹にはいくつかのラインが彫られ、羽毛の表現も見受けられます。

<参考サイト>
バウレ族 - Wikipedia
FIGURE BAOULÉ ASIE USU - art-africain-traditionnel.com
 

●原産国
コートジボワール Western Cote d'Ivoire

●人々
バウレ 仏: baoule, 英: Baoule, Baule

●本体のおおよそのサイズ
h36.0cm, w12.5cm

●重さ
約626g

●素材
木、塗料

●年代
-

●来歴
EX. in situ.
EX. gallery collection(de)

●スタンドの有無


●商品数
1点

【重要】
*こちらのお品にはスタンドは付属しません。
*経年使用による・ワレ・欠け・スレ・汚れ等のダメージがございます。

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