ロビ族　呪術師の祠の犬像　f_097

ブルキナファソに住むロビ族の木像です。大きく独特の雰囲気と存在感があります。

ロビの呪術師の祠に置かれて「おまじない」の対象となってきたものだと推測されます。「犬」をモチーフにしたものは珍しく稀少な部族作品のひとつかと思います。

まるで人間（モアイ？）のような顔を有しています。呪術師の飼っていた愛犬を模したものかもしれません。いずれにしても、呪術の痕跡が濃厚に漂うマジカルな作品です。

特殊な塗料を塗りたくられている表面のざらついた質感や経年劣化のテイストが存在感をより際立たせています。

首輪を付けたような痕跡やリペア跡（左前足のつけ根）などが見受けられる点から大切に扱われてきたことが窺い知れます。

肛門の位置に穴があります。なにかしらの呪術具を出し入れしたのかもしれません。

ロビ族の呪術師の祠から連れ出された木の犬像です。本物の犬のようなボリューム感で存在感があります。

邪悪なものを寄せ付けない「番犬」や「おまもり」のようなものとして使用されてきたものかもしれません。

部族使用と経年による木のスレ・カケ・キズ、塗料の剥がれ等のダメージがあります。詳しくは写真をご参照くださいますようお願いいたします。

●原産国
ブルキナファソBurkina Faso

●部族
ロビ族 lobi

●材質
木、塗料、一部鉄（リペア跡）

●おおよそのサイズ（とっても大きいです。）
高 約28.0 cm x 全長 約80.0 cm

●年代
-

●スタンド
無

●来歴
Ex. in situ
Ex. Gallery Collection

【重要】
＊こちらの木像にスタンド等は付属しません。4本の足で自立します。
＊経年による木のスレ・カケ・キズといったダメージ、リペア等があります。