ロビ族 ふっくらしたニワトリの木像 f_116
ロビ族 ふっくらしたニワトリの木像 f_116
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ブルキナファソに住むロビ族の呪術師がおまじないをするために祠に置いていたと思われるニワトリの木像です。
アフリカでは空を自由に飛ぶことができる鳥をこの世とあの世を行き来できる「神の使い」と捉えて、崇拝の対象としている部族がたくさんあります。
ロビ族でも鳥の像は呪術師の祠や家庭の祭壇に置かれてお祈りされています。ですが、鳥は鳥でもこちらは「雄のニワトリ」を模したものです。
ニワトリが空高く飛ぶことをイメージしづらいため崇拝の対象としてではなく、もっと別の生活に根ざした特殊なおまじないのために作られたものだろうと推測しています。
特殊なおまじないがどのようなものだったのかは不明です。ふっくらとしたフォルム、とさか、肉ひげといったこまかい部位の反映がみられます。そしてなぜか肛門まで表現されていて手が込んでいます。
口を「へ」の字にして、達観した仙人のような1本線の目をしています。一見して分かりづらいですが肉ひげがあります。リペアのある左足をちょこっと横に出したポーズにすこしだけ躍動を感じるものの、動きはのそのそだと思われるため野生での生活は大変そうです。
呪術師がどのような目的で作ったのか定かではありませんが、ニワトリの魂に肉迫しているように思えてくる佇まいです。木質・木味ともに良く丁寧に作られているオリジナルの作品です。
●原産国
ブルキナファソ Burkina Faso
●部族
ロビ族 lobi
●材質
木
●本体のおおよそのサイズ
横幅 約24.5cm、高 約13.0 cm x 厚 約6.0 cm
●年代
-
●来歴
Ex. in situ
Ex. gallery collection(de)
Ex. nma collection(jp)
アフリカでは空を自由に飛ぶことができる鳥をこの世とあの世を行き来できる「神の使い」と捉えて、崇拝の対象としている部族がたくさんあります。
ロビ族でも鳥の像は呪術師の祠や家庭の祭壇に置かれてお祈りされています。ですが、鳥は鳥でもこちらは「雄のニワトリ」を模したものです。
ニワトリが空高く飛ぶことをイメージしづらいため崇拝の対象としてではなく、もっと別の生活に根ざした特殊なおまじないのために作られたものだろうと推測しています。
特殊なおまじないがどのようなものだったのかは不明です。ふっくらとしたフォルム、とさか、肉ひげといったこまかい部位の反映がみられます。そしてなぜか肛門まで表現されていて手が込んでいます。
口を「へ」の字にして、達観した仙人のような1本線の目をしています。一見して分かりづらいですが肉ひげがあります。リペアのある左足をちょこっと横に出したポーズにすこしだけ躍動を感じるものの、動きはのそのそだと思われるため野生での生活は大変そうです。
呪術師がどのような目的で作ったのか定かではありませんが、ニワトリの魂に肉迫しているように思えてくる佇まいです。木質・木味ともに良く丁寧に作られているオリジナルの作品です。
●原産国
ブルキナファソ Burkina Faso
●部族
ロビ族 lobi
●材質
木
●本体のおおよそのサイズ
横幅 約24.5cm、高 約13.0 cm x 厚 約6.0 cm
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