

ロビ・ワラ族 抽象的フォルムの女性像 f_114
ガーナ北西部「ワ」(Wa)の近くに住む、ロビ・ワラ(Lobi-Wala)族の手による女性像です。
彼らの言語「ロビ」と住んでいるエリア「ワ」にちなんで「ロビワラ」と名付けられたそうです。その名のようにロビ族とロビワラ族は言語、エリア、歴史、文化において多くの類似点があります。
ロビワラの90%以上がアニミズムのためか原初から続くアニミスティックな様式が木像のフォルムに宿っているようです。
ロビ・ワラ族ならではのバランス感覚を有した抽象的な立ち姿の木像です。
1本足のつま先からお尻にかけてゆるやかなカーブの表現など見所が多いです。どことなく爬虫類にも通じるフォルムのような気がします。
口をまるくして「ほっ」と息をはいているのか、とぼけたようなお顔立ちをしています。
カウリー(タカラガイ)の殻で目を表現していることから、村の豊穣を願う儀式に使用された可能性があります。大変に稀なロビ・ワラ族のオリジナル作品です。
土からぬらりと生まれてそのまま土に帰りそうな、はかなげな雰囲気があります。ロビ・ワラの造形物は口頭伝承で伝わるのみで詳しいことはあまりよく分かってないようです。これからの調査で詳しい情報が入り次第、説明を追記していきたいと思っています。
経年使用によるダメージ等がございます。木の朽ちた感じ・欠け・ワレ・カウルのワレ・塗料の剥離がございます。詳しくは写真をご参照くださいますようお願いいたします。
●原産国
ガーナ近隣 Ghana
●部族
ロビ・ワラ族 Lobi-Wala
●材質
木、カオリン?、台座(木製)
●本体のおおよそのサイズ
高さ 約43.0cm、幅7.0 cm x 厚11.0 cm
●年代
-
●来歴
Ex. in situ
Ex. Gallery Collection(de)
【重要】
*こちらの像には写真の簡易的な台座が付属します。
*経年使用によるものと思われる、木の朽ち・欠け・ワレ・カウルのワレ・塗料剥離等のダメージがあります。
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