ガン族　奇妙な造形のペンダント　o_019

ブルキナファソの部族・ガン族からとても珍しい古いペンダントを手に入れました。

いったいなにを象ったものでしょう、魚に似ているようですが…。その奇妙な造形がひときわ目を引くアイテムです。

ガン族のペンダントには、人に翼の生えたようなものやヘビをモチーフにしたものがありますが、こちらは初めて手にしました。詳細は不明ですが、おそらく、ガン族の信仰の対象をシンボル化したものではないかと思われます。

「儀式に使用されていたペンダント」という説明から、呪術師が身につけていたものかもしれません。

ちなみにブルキナファソの部族では、いまもお医者さんの代わりに呪術師が活躍しています。病気の相談を受け、動物を生贄にして祈りをささげたり、病気に対応する薬草を混ぜてお薬を作るのだそうです。（参照ブログ「アフリカの旅行のこと | Que Sera Sera au Burkina Faso」）

よく似たものを海外の文献に見つけました（同じものではありません）。青銅の状態からも時代を経てきたものだと分かります。細かいキズがありますが、欠けなどはなく良い状態です。

●原産国
ブルキナファソBurkina Faso

●部族
ガン族 Gan

●サイズ
高さ 約10.2cm　横 約5.2cm

●重さ
約54g

●素材
青銅 bronze

●製作年代
-