ロビ族　四角のお尻の小像　f_112

ブルキナファソに住むロビ族の呪術師が呪術の捧げものにした黒いパティナの木像です。

呪術の捧げものとしての目的を果たした後に破棄されて土に還るため見つかることはまずなく流通には乗らないタイプです。

ロビの村に足しげく通う西欧のバイヤーによりサルベージされました。ツヤのある黒い塗料がところどころはがれていて独特の雰囲気があります。

顔が摩耗してつるんとしていますがよく見ると目のような箇所があります。

お尻が四角のでっぱりで抽象的に表現されています。バランスをとることでかろうじて立たせることができます。

小ぶりながら硬質の木から削りだされていて引き締まった質感です。呪術使用の痕跡のあるアイテムです。

●原産国
ブルキナファソ Burkina Faso

●部族
ロビ族 lobi

●材質
木

●おおよそのサイズ
高 約13.0cm、幅 約3.3cm

●年代
-

●来歴
Ex. in situ
Ex. Gallery Collection