バマナ族　手の込んだ奇妙な人魚のオブジェ　o_060

バマナ族の人形劇に使用される人魚のオブジェクトです。きわめて珍しい作品です。

説明によると「Sogo Bo」と呼ばれる、人形を使用したドラマ劇に出演・使用されてきたものです。（+参照文献「Bamana: The Art of Existence in Mali」Jean Paul Colleyn）

古くから続く伝統・伝承を受け継ぐ造形です。バマナの現代作家による手の込んだカラフルな作品となっています。

バマナの部族のコミュニティで今でも開かれているという「Sogo Bo」。人形による仮装ドラマの形式をとって、部族の伝統や古い伝承を子孫に伝え続けています。

女性と男性、一夫多妻について、部族の問題をこれらの人形を使った劇によって表現します。

うろこのひとつひとつが丁寧に表現されています。ヘアースタイルの表現や尾ヒレのペインティングなど、その色彩感覚にハッとさせられるものです。両腕が動かせるようになっており、バンザイのポーズがとれます。

●原産国
マリ共和国 Mali

●部族
バマナ族 Bamana

●サイズ
約83.0cm

●重さ
約1.9kg

●素材
木、ペイント、布（腕）