ニジェール　徳利タイプのブラ壺　o_171

ニジェールの内陸で800年ほどまえに栄えたという「ブラ文明」（Bura）の遺跡から出土した壺です。ちなみに800年前の日本は奈良時代にあたります。

ブラの遺跡からは墓標のようなものやこうした装飾が施された埋葬品がみつかっています。数百年も土の中に埋まっていて土っぽい雰囲気です。

ブラ文明についてあまり詳しいことは分かっていないため今後の研究報告が待たれます。もしかしたら歴史をひっくり返すような発見があるかもしれず勝手にロマンを感じてわくわくしています。

作られた当初は朱色にコーティングされていたようです。いまはコーティングを脱ぎニジェールの赤土をさらけだして佇んでいます。

花入れにいいかもしれませんが水を入れて漏れがあるかどうかの確認はしておりません。

ブラ遺跡からの出土品です。徳利みたいな感じですが高さが16cmでやや大きめです。日本ではあまり出回っていないお品かと思います。てらいのない素朴な姿をしたもので肩の装飾が控えめなアクセントとなっています。

口縁の欠け・表面剥離・スレ・摩耗・汚れ・土味等がございます。詳細については写真をご参照お願いいたします。

●原産国
ニジェール共和国 Niger

●部族
ブラ文明 Bura

●本体のおおよそのサイズ
h16.0cm、w11.0cm、口径φ（拡がり最大） 7.9cm

●推定年代
推定11世紀ごろ/発掘品

●素材
Terra cotta

●来歴
EX. in situ（現地収集品）
Collection date: 2014

【重要】
＊こちらのアイテムにはスタンドは付属しません。底が丸くコロンところがります。
＊ブラ遺跡からの発掘品です。口縁の欠け・表面剥離・スレ・摩耗・汚れ・土味等がございます。