ケニヤの先住部族が儀式に使った木の器　o_065

マサイ族で有名なケニヤから先住部族が儀式使用してきたリペアのある木カップをご紹介します。

ケニヤにはマサイをはじめ、キクユ族、ルイヤ族、ルオ族など多様な部族が住んでいます。部族は不明ですが先住部族が儀式使用してきたというカップです。

儀式用として呪術師が薬を調合したりしてきたものなのかもしれません。使い込まれた雰囲気のあるアイテムです。

直しながら大切に使われてきたことが伺えるリペア跡があります。うっすらと十字のような文様が彫られた箇所があって素朴さを損なわないアクセントとなっています。

ちょっと斜めに傾いだふにゃっとした立ち姿です。素敵な木味を持ったケニヤの部族による儀式道具です。

●原産国
ケニア共和国 Republic of Kenya

●部族
カラモジョン族? Karamojong?

●素材
木、鉄の修理跡

●サイズ
高…約20.0cm

●製作年代
1940年頃