クム族　ンクンダ結社のマスク　m_076

コンゴのイトゥリの森に住むといわれるあまりよく知られていないクム族の手によるマスクをご紹介します。

クム族や近隣のコモ族の人々の間では、主に成人儀式と割礼儀式にマスクが着用されます。

こちらのマスクのタイプは、おそらくクム族の秘密結社ンクンダに関連するものと思われ、呪術使用を目的としているものです。

とぼけたような表情をしている割りに、鼻の穴、耳、口元、など微妙な部位にまでこだわった作りです。

円形の目と開いた口と丸みを帯びたデザインのフェイスマスクです。下顎には実際の歯を挿入しているようです。

白いカオリン顔料のうえから、黒いラインが引かれています。マユゲを表現したようなラインや、目の周り、鼻筋、それにほっぺたに3本のラインが引かれています。

●原産国
コンゴ DR Congo

●部族
クム族 Kumu

●サイズ
縦…約22.0cm 横（最大）…約19.0cm　深さ（最大）…8.0cm

●重さ
230g

●製作年代
-