ファッショナブルなコロン人形 tk_01
ファッショナブルなコロン人形 tk_01
東京かんかん × ン・マ vol.1
「アフリカのかたち」を日本に伝えた第一人者、小川 弘さん。その小川さんが長年にわたってアフリカから集めてきたプリミティブアート・民族工芸品を扱う「東京かんかん」さんの倉庫にお邪魔させていただきました。おそるおそる踏み入れたその場所で、ン・マが出会ったアイテムをご紹介させていただきます。倉庫のなかで人間にみつからないように息をひそめていた(ように思う)、いまはもう手に入らないものばかりをみつけてこれたように思います。どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。
・東京かんかんさんのサイトはこちらです。
・東京かんかんさんがプリミティブアートの魅力を紹介する「kankan press」もおすすめです。
「東京かんかん」の小川さんがコートジボワールから持ち帰ってきた「コロン人形」と呼ばれる木の像です。
倉庫のなかでひときわ目立っていて目の合ったコロン人形です。
コロン人形はフランス植民地時代のおみやげが起源とされています。 探検家のガイドやコックさんといった職業が一目でわかるものが多く、最近ではサッカーのユニフォームを着たものも作られています。
コロン人形は「ご先祖さまをモチーフにしている」という興味深い説があります。
おみやげのイメージが強いコロン人形ですが、もともとは先祖崇拝の意味合いが強かったものだと思われます。
たとえば亡くなったおじいちゃんがコックさんだったとしたら、おじいちゃんをいつでも思い出せるようにコックさんの格好をしたコロン人形ができあがります。
さて、そう考えるとこちらのコロン人形はファッション関係のご先祖様を表現したものかもしれません。
オールバックのように整った髪型、耳を囲むように太いモミアゲ、大きく襟の開いた上着、それにまっ白い短パン、両手をポッケに入れた堂々たる素足の立ち姿。
ファッションの持つ力を感じさせるような、ファッショナブルな魅力が際立つコロン人形です。
「サプール」のさきがけとなるようなコートジボワールの人物がモチーフとなっているかもしれません。
<参考記事>
「コンゴのファッショニスタ「サプール」を追いかける写真家ボードワン・ムアンダが語る「サプール」の魅力とファッションの持つ力」(WWD | 2015/05/01公開)
●原産国
コートジボワール Cote d'Ivoire
●部族
(おそらく)バウレ族 Baule
●おおよその参考サイズ
高さ 約 25.0cm / 横幅 約 6.2cm
●製作年代
-
●素材
木、パティナ
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