ロビ族　不思議な動物に乗って空を飛ぶ人　f_057

ブルキナファソに住むロビ族から動物に乗って空を飛んでいるような造形の木像をご紹介します。

ドゴン族でよくみかけるモチーフとして馬に乗る人物の木像がありますがこちらはちょっと毛色が違っています。

かわいらしい不思議な動物(カメレオン？)に乗った人物が楽しげで、どこかヘンテコなのに簡単に無視できない魅力を感じさせるような木像です。

おそらく呪術師の祠でまじないの一部として使用されてきたものです。表面には朽ちた風合いがございます。もしかすると、独自の宗教観を持つロビ族の神話をモチーフにしたものなのかもしれません。

ちなみにロビ族の住むブルキナファソの宗教分布によるとアニミズムが15.3%、その他が0.6%となっています。

素朴かつダイナミックなロビ族の手によるものならではの木像です。スタンドと組み合わせてみたらまるで動物に乗って空を飛んでいるようです。動物の後姿、足をピンと伸ばしてキュートです。

●原産国
ブルキナファソ BurkinaFaso

●部族
ロビ族 lobi

●本体サイズ
高…約19.0cm　横…約20.0cm

●年代
-

●スタンド
有

●重さ
約530g（本体）