ランバ族 守護神像 tk_09
ランバ族 守護神像 tk_09
東京かんかん × ン・マ vol.1
「アフリカのかたち」を日本に伝えた第一人者、小川 弘さん。その小川さんが長年にわたってアフリカから集めてきたプリミティブアート・民族工芸品を扱う「東京かんかん」さんの倉庫にお邪魔させていただきました。おそるおそる踏み入れたその場所で、ン・マが出会ったアイテムをご紹介させていただきます。倉庫のなかで人間にみつからないように息をひそめていた(ように思う)、いまはもう手に入らないものばかりをみつけてこれたように思います。どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。
・東京かんかんさんのサイトはこちらです。
・東京かんかんさんがプリミティブアートの魅力を紹介する「kankan press」もおすすめです。
今回どうしても手に入れたかった「守護神像」です。
貴重なものをかんかんさんに無理をいって譲っていただきました。いくつかあった守護神像のなかで特に気になった1点をピックアップしております。
西アフリカ・トーゴの北部に住んでいるランバ(もしくはロッソ)の人々が先祖のまた先祖からずっと受け継いで作ってきているものです。
木像は使用の目的によって3つのタイプに分かれるとされます。
「アルア」と呼ばれるものは森の精霊を意味し、祭壇に置かれて病や災いから人々を守る守護神像とされます。
「ソナウ」と呼ばれる猟で殺した動物の魂を鎮めるための祭壇に祀られる像もあります。
「リンプ」と呼ばれるものは、生まれてきた双子の赤ちゃんが亡くなってしまったとき、母親が赤ちゃんを供養するために作るものとされています。
こちらの像は「アルア」か「リンプ」のどちらかの木像だと思われます。伝統的なフォルムに則して作られた木像です。
おだんごのような頭や土から生えたような足元。シンプルながら力強い印象を受けます。
人気のためかあまり見かけなくなってきた気がする木像です(見つけることができたとしてもとんでもないお値段がついていたりします)。 ここまで時代があり造形バランスに優れたものはなかなか出ないと思います。
<参考記事・文献>
「トーゴ」(「Wikipedia」より)
「守護神像」(「African Art Museum 館長ブログ」より)
●原産国
トーゴ共和国 Republique Togolaise
●部族
ランバ族(もしくはロッソ族) Lamba or Losso
●おおよそのサイズ
h 22.0 cm x w 8.0 cm(台の高さ / 2.0 cm)
●製作年代
-
●素材
木、パティナ
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