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サオ族 先祖を思うトカゲの姿 o_174

サオ族 先祖を思うトカゲの姿 o_174

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アフリカ中央にあるチャド湖の周辺に定着していたサオ族がかつて儀式に使っていた道具をご紹介します。

あまり知られることのないサオ族の居住地域から出土したトカゲを模したと想像される陶器です。300年以上前に土の中に埋まって最近になって発掘された部族作品です。


1977年末頃に考古学者によるチャドの調査が行われた際、こうしたサオ族の堆積物を特定したとされます。

わずかな口伝とwebの情報に頼ってみるとサオは10世紀頃からチャド湖の南端から広い範囲に住んでいたものの16世紀頃には絶滅していなくなってしまった部族のようです。その絶滅理由については分かりませんが、彼らは各地にたくさんの集落をつくり丁寧な先祖供養をしたとされています。

また伝承によるとサオ族は「おそろしい力の巨人」であったそうです。それはナイル川上流に住む長身のクシュ族(クシュ王国)の末裔であることを理由とする説がありますが、はっきりとしたことは不明です。

ちなみにチャド広域に住んだ原住民の子孫はコトコ人(Kotoko)として知られています。(そのことからサオ族の影響や血筋は完全に途絶えたわけではなくいまも繋がっているように思えてなりません。)

お尻には穴があります。こうしたお尻の穴はバマナ族のボリにも共通している呪術的な意味を持った細工のはずです。

絶滅してしまったサオ族の手によるあまり出回ることのない興味深いお品です。

<参考サイト>
アフリカのチャドの「サオ族」(コトバンク)
台湾原住民の「サオ族」(wikipedia)
Kotoko kingdom」(wikipedia)
チャド湖」(wikipedia)
チャド湖」(google map)

●原産国
アフリカ中央部、チャド湖の南端から広域 Central Africa, Around Chad

●部族
サオ族 Sao

●本体のおおよそのサイズ
w15.0cm × h4.0cm

●推定年代
10世紀-16世紀頃(推定年代)

●素材
陶器、テラコッタ

●来歴
EX. in situ(現地収集品)
EX. gallery collection(fr)

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